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ソファの処分方法8種と費用相場!無料で処分する方法や選び方、注意点もわかる

ソファの処分方法で一般的なのは自治体の粗大ゴミ収集に出す方法ですが、他の選択肢があれば知りたいという人も多いでしょう。

「できるだけ安く」「急いで処分したい」など、事情は人それぞれのため自分にあった方法を求めるのは当然です。

実際、ソファの処分は、手間要らずで便利な方法から無料で手放せる方法まで全部で8種類もあります。

当コラムでは、ソファの処分方法8種の特徴をわかりやすく解説し、有料の場合の費用相場処分時の注意点もお伝えします。

自分にぴったりの処分方法を見つける選び方のポイント優良な回収業者の特徴もご紹介しますので、きっとお役に立つはずです。

ソファの処分方法に迷っている方、自分にあった処分方法を探している方は、ぜひ当コラムを参考にしてください。

ソファを有料で処分する方法3種の特徴と費用相場を解説

ソファの処分方法8種と費用相場

この章では、有料でソファを処分する方法を3種ご紹介します。

それぞれの処分方法の特徴や費用相場、どんな人におすすめかをわかりやすく解説します。

自治体の粗大ゴミ収集に申し込み粗大ゴミとして回収してもらう

ソファは、粗大ゴミとして自治体の収集に申し込むことができます。

行政が運営しているため安心して利用できる点や、安価で処分できる点が魅力です。

一方で、申請手続きや屋外への搬出など、手間や労力がかかりますし、収集日時を自分で決められないのは難点です。

予約が込み合っている場合、申し込みから回収まで数週間待たされることもあります。

▶費用相場:一人掛け/300~800円ほど  二人掛け以上/1,000~2,000円ほど

※自治体、ソファの種類・サイズなどによって異なる

こんな人におすすめ

・処分費用を抑えたい ・処分を急いでいない ・体力に自信がある

・手間を惜しまない ・手伝ってくれる人がいる

粗大ゴミ収集の申請手続きから回収までの流れ

①ゴミ処理受付センターへ電話、またはインターネットから申し込む(ソファのサイズ、個数などを正確に伝える)

②必要な分のごみ処理手数料券を購入する(役所や取り扱い店で購入可能)

③ごみ処理手数料券に必要事項を記入しソファに貼り付ける

④指定された日時に所定の場所にソファを出す

ゴミ処理施設へ自力でソファを持ち込んで引き取ってもらう

自分が住んでいる地域を管轄とするゴミ処理施設へ直接ソファを持ち込み、処分費用を支払えば引き取ってもらえます。

自治体が運営しているので、粗大ゴミ収集と同じく安心して利用でき、処分費用も安いのが魅力です。

ただし、ソファの搬入は自力で行わなければならず、大型車やトラックなどの運搬手段がないと利用は難しいでしょう。

また、基本的に日曜日や祝日は休みのところが多く、受付可能な時間帯も限定されます。

事前予約が必要なところもあるため、利用する前にホームページなどから営業時間や利用規約を確認する必要があります。

▶費用相場:300~2,000円ほど

※自治体、ソファのサイズ・重量などによって異なる ※持ち込みの場合、処分費用が安くなる自治体もある

こんな人におすすめ

・処分費用を抑えたい ・運搬手段がある ・体力に自信がある

・手伝ってくれる人がいる ・平日の昼間に時間が作れる

不用品回収業者に依頼して自宅まで引き取りに来てもらう

不用品回収業者に依頼すれば、希望する日時に自宅まで訪問し、ソファはもちろん、その他の不用品も回収してくれます。

不用品回収サービスに特化しているため、利便性が高く、時間的な融通も利くのが特徴です。

処分を急いでいる、ソファ以外にも不用品がある、重くて動かせない、などの要望にも対応してくれて手間や労力がかかりません。

しかしその分、他の処分方法と比べると高額になってしまうのが難点です。

ただし、不用品が大量にある、引越し作業も頼む、不用品の買取をしてもらう、といったケースでは割安になることもあります。

同じ不用品回収業者でも、料金設定や対応できるオプションメニューの種類も異なります。

状況に応じて賢く利用すれば、お得に処分できる方法でもあると言えるでしょう。

▶費用相場:5,000~15,000円ほど

こんな人におすすめ

・処分を急いでいる ・不用品がたくさんある ・体力に自信がない 

・手間や労力を省きたい ・忙しくて自宅にあまりいない

・不用品の買取査定もしてほしい ・引越しやハウスクリーニングなども一緒に依頼したい

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ソファを無料で処分できる方法5種の特徴と留意点を紹介

ソファを持ち上げる作業員

ソファを無料で処分できる方法は全部で5種類あります。

ただし、手間や労力がかかったり、条件によっては利用できなかったりするので、マイナス面も含めてご確認ください。

自力で解体して可燃ゴミや不燃ゴミとしてゴミ収集に出す

ソファを自力で解体すれば、可燃ゴミや不燃ゴミとして処分できるようになります。

自治体ごとに規定は異なりますが、最大辺が30㎝以内で指定のゴミ袋に入るものなら収集してもらえるところが多いです。

ソファの解体にはカッターなどの刃物や工具類が必要で、慣れていないとケガをする恐れもある大変な作業です。

とくにスプリング入りやリクライニング機能が付いたソファの解体はかなりの難易度で、自力で行うのは現実的ではありません。

どうしても費用を抑えたい、労力や時間がかかっても良い、このような作業に慣れている、という人以外にはあまり推奨できません。

こんな人におすすめ

・費用を抑えたい ・時間がある ・解体などの作業に慣れている ・体力に自信がある

買い替え時に、新しい家具を買うお店に引き取ってもらう

新しい家具を購入する、ソファを買い替える、というケースなら購入する家具店で引き取ってもらうのがおすすめです。

無料回収を行うお店もありますし、買取サービスを行っているところなら新しい家具をお得に購入できるかもしれません。

例外はありますが、新しい家具の納品時にソファを回収してくれるため、自力で搬出する必要がないのも嬉しい点です。

お店ごとに、「大型家具の購入」「購入家具と同数量または同容量」などの条件がつくことも多いので確認しておきましょう。

ただし、新しい家具を購入する場合でも、ソファの引き取りに処分費用がかかることもあります。

こんな人におすすめ

・新しいソファや家具を購入する ・処分費用を抑えたい

・体力に自信がない ・手間や労力を省きたい

人気の大手家具店6店の家具引き取りサービスを比較

※スマートフォンなどでご覧の場合は、表を右へスクロールしていただくと全体がご覧いただけます

店名引き取り料金購入対象商品条件特記事項
ニトリ4,400円大型家具配送商品と同容量、もしくは同数量に限る玄関先での受け渡し(室内からの搬出はできない)
無印良品無料「同種家具引き取り」が表示されている商品注文品と同種かつ同数に限る組み立て式家具で、そのままでは搬出困難な場合、事前に解体しておかなければ回収不可
IKEA無料ソファ、マットレス新しいソファ、マットレスの購入と配送サービスの利用IKEAで購入した家具なら「家具買取サービス」が利用でき、査定で決まった金額がリターンカードで還元される
大塚家具例)
・3人掛けソファ3,300円
・ダイニングテーブル1,100円
・シングルベッド2,200円
家具、照明、寝具、インテリア小物関係など購入家具と同数、同等の商品布団やカーテン、インテリア小物など、家具以外の製品も一部引き取りを行っている
ベルメゾン無料販売価格41,800円以上のもの、かつ大型商品送料(特大)7,150円同じ種類の不要家具を同数引き取り新しい家具の届け先以外への引き取りや、別日での引き取りはできない
Amazon無料お届け日時指定便で発送する家具のうちの対象商品購入商品と同等・同数の家具新しい家具の届け先以外への引き取りや、別日での引き取りはできない
*2024年9月現在の情報です  *金額はすべて税込表記です

リサイクルショップで査定してもらい売却する

リサイクルショップでソファを買い取ってもらえれば、収入を得ながら処分できます。

無料で出張査定を行っているリサイクルショップもあり、売買が成立すればそのまま引き取ってもらえるので手間要らずです。

ただし、買取対象となるのはブランド品や状態の良いソファに限られ、使用感のあるものや汚れ、傷みがある物は買取されません。

少しでも高値で売りたいなら、ソファのお手入れをしてから査定に出すのが良いでしょう。

掃除機でホコリを取り除く、染み抜きをするなど、材質にあわせた方法でお手入れしてください。

こんな人におすすめ

・少しでも収入につなげたい ・体力に自信がない

フリマアプリやネットオークションを利用して売却する

フリマアプリやネットオークションでは、スマホやパソコンがあれば誰でも簡単に中古品を販売できます。

ブランド品や状態の良いソファなら、予想以上の高値で売却できるかもしれません。

また、多少の傷や汚れ程度なら、購入者との交渉や値段次第で売れる可能性もあります。

ただし、すぐに売れるとは限りませんし、いつまで経っても処分できない、といった事態も起こりえます。

取引を巡って購入者とトラブルになる事例も報告されており、売れたとしても梱包や発送手続きなど手間や労力がかかります。

こんな人におすすめ

・少しでも収入につなげたい ・手間や労力を惜しまない ・処分を急いでいない

・まめな対応ができる ・体力に自信がある

友人、知人や掲示板アプリで欲しいという人を探して譲る

欲しいという人を探して譲れば、ソファを無料で処分することができます。

買い手がつきにくい状態のソファでも、無料であれば引き取り手も見つかりやすくなるでしょう。

友人や知人に尋ねる他にも、地元の掲示板アプリなどを活用して引き取り手を探す方法もあります。

自宅付近での引き渡しを条件にすれば送料もかかりません。

しかし、引き取り手がいつ見つかるかはわからないため、処分を急いでいる人には向かない方法です。

こんな人におすすめ

・費用を抑えたい ・手間や労力を惜しまない ・処分を急いでいない ・まめな対応ができる

自分にぴったりの処分方法はどうやって選ぶ?料金×時間×労力

選び方

安さやお得さだけで処分方法を選ぶと、後々不都合が出てきたり、結局二度手間になったりすることもあります。

最終的な満足度は、その処分方法が自分の都合や要望とあっているかどうかで変わってきます。

自分にあった処分方法を見つけるには、「料金×時間×労力」の3要素を総合的に判断しましょう。

●料金(処分にかかる費用、自分が無理なく支払える金額)

処分費用は安いに越したことはありませんが、安ければ安い分だけ「時間」や「労力」面での負担は増えると思ってください。

例えば、「処分に時間がかかる」「解体や搬出は自力で」「面倒な手続きが必要」といった具合です。

まずは現実的に、自分が無理なく支払える金額を考えて、その予算内でできる処分方法をいくつか選出しましょう。

●時間(処分を終えるまでに要する時間、自分の時間的都合)

処分を急いでいる場合、安価な処分方法では期日までに間に合わないことがあります。

また、忙しい人や夜勤がある人なら、粗大ゴミ収集に出したりゴミ処理施設へ持ち込むのは現実的に難しいでしょう。

いつまでに処分したいのか、自分で対応できる時間的余裕はあるのか、などを明確にしておく必要があります。

●労力(肉体的な労力、事前準備などの手間、補助者の有無など)

ソファの重さは、一人掛けで軽いものでも約15㎏、三人掛けなら40~50㎏はします。

材質によっては80㎏以上するようなものもあり、男性が2~3人がかりでやっと運べるくらいの重さです。

自力で搬出や解体はできるのか、手伝ってくれる人はいるのか、といった点も検討材料になります。

また、申し込み手続き、発送手続きなども「労力」として捉えて、どこまで自分で対応できるかを考えなければいけません。

処分方法の選択例

・家具を買い替える、労力をかけたくない ➡ 家具店に引き取ってもらう

・処分を急いでいる、体力に自信がない ➡ 不用品回収業者への依頼

・時間に余裕がある、手間や労力がかかっても問題ない ➡ 自治体の粗大ゴミ収集、ゴミ処理施設への持ち込み

ソファを処分するときに気を付けることは?注意事項3つ

注意事項

ソファの処分を滞りなく進めるためにも、以下に紹介する3点には気を付けましょう。

●自治体ごとにルールが異なるので事前確認は必須

各自治体で、ゴミ収集の大まかな利用規約は共通していますが、細かなルールは異なります。

例を挙げると、コイルスプリングやスプリングが入ったソファの収集ができない自治体もあるのです。

回収対象かどうか、粗大ゴミ収集の申請方法、ゴミ処理施設への持ち込み条件などは、事前に確認しておきましょう。

●自力での解体ではケガや物損事故に注意

可燃ゴミ、不燃ゴミとして出すために自力でソファの解体を行う際は、くれぐれもケガには注意してください。

カッターなどの刃物を使用しますし、手指を切ってしまわないよう軍手を着用するなどの対策をしましょう。

また解体作業中や搬出時に壁や床、他の家具などにぶつけないよう気を付けてください。

自力では難しいと感じたら、解体途中でも他の処分方法を検討し直すのが賢明です。

●無許可の業者への依頼はトラブルのもとになる

不用品回収業者へ依頼する場合は、必要な許認可を得ているかどうかを確認しましょう。

一般家庭から不用品を回収する業務を行うには「一般廃棄物収集運搬業許可」を行政から得なければいけません。

この許可を持たない業者は、不法投棄などの法律違反を犯す可能性があるため危険です。

何らかのトラブルに巻き込まれるリスクも高いため、無許可の業者への依頼は絶対にやめてください。

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※現状対応できない地域も一部ございます。
詳しくはお問い合わせください。

優良な不用品回収業者を見極めるにはこの7つをチェック

チェックリスト

信頼できる優良業者の特徴7つをご紹介しますので、業者選びの際には当てはまるかチェックしてみましょう。

優良業者の特徴7つ
  • 一般廃棄物収集運搬業許可を取得している、または取得した業者と提携している
  • 所在地や連絡先などの会社情報を公開している
  • 料金が明確で、契約前に詳細な費用を提示してくれる
  • 実績があり、作業事例も公開されている
  • 口コミ評価が多数あり、良い評価が多く、悪い評価が少ない
  • スタッフの対応が誠実
  • 損害賠償保険に加入している

●一般廃棄物収集運搬業許可を取得している、または取得した業者と提携している

「一般廃棄物収集運搬業許可」は、家庭から出る廃棄物を適切に処理するために必須の許認可です。

無許可の業者では、正しく処理してくれる保証がないばかりか、不法投棄などの犯罪に巻き込まれるリスクもあります。

加えて、もし不用品の買取をしてもらう場合は「古物商許可」を取得しているかどうかも合わせて確認しましょう。

●所在地や連絡先などの会社情報を公開している

会社名をインターネット検索しても詳細な会社情報が出てこない業者は、あまり信用しないほうが良いでしょう。

顧客との間にトラブルが発生した際や違法行為が発覚した際に、すぐ逃げられるように非公開にしている可能性があります。

●料金が明確で、契約前に詳細な費用を提示してくれる

「無料回収」などとやたら「無料」を強調したり、大まかな料金しか伝えない業者は要注意です。

後々、別の名目で高額な追加請求をされる可能性もあります。

不用品の状態や個数などを確認したうえで、顧客の要望も踏まえた見積書を発行してくれる業者なら信頼できます。

●実績があり、作業事例も公開されている

新しい会社がダメな訳ではありませんが、不用品回収に長年従事していて実績があるほうが安心です。

また、実際の作業事例が公開されていれば、具体的な金額や作業対応などもある程度知ることができて参考になります。

●口コミ評価が多数あり、良い評価が多く、悪い評価が少ない

やらせで良い評価を得ている可能性もあるため、すべての評価を鵜呑みにしてはいけませんが、それでも口コミは参考になります。

口コミを見る際は、良い評価も悪い評価もどちらも内容や感想まで確認してみることが大切です。

やらせの場合「評価が極端に高すぎる」「良い評価と悪い評価が2極化している」などの傾向が見られるので目安にしてください。

●スタッフの対応が誠実

スタッフの接客対応や身だしなみから、その人の人柄や企業の行動理念などを推し測ることができます。

顧客の気持ちに寄り添った対応や提案をしてくれるか、質問に誠実に答えてくれるか、清潔感はあるか、などに注目しましょう。

●損害賠償保険に加入している

どれだけ技術力を磨いても、どれだけ事前の対策をしても、物損事故の可能性をゼロにすることはできません。

万が一、顧客の自宅を損傷してしまった場合に備えて、損害賠償保険に加入している業者なら安心して任せることができます。

※他にも、悪徳業者を見抜くコツや被害に遭った際の対処法を知りたい方は下記の関連記事をご参照ください↓↓

まとめ

ソファを低価格、あるいは無料で処分する方法は思いの外たくさんあるのがおわかりいただけたと思います。

しかし、経済的な負担が少ない処分方法は、その分、時間的・労力的な負担が増える傾向にあります。

「料金×時間×労力」の3要素の中でどこに重きを置くのか、自分の都合や要望とよく照らしあわせて選択してください。

どの処分方法にもメリット・デメリットはありますが、十分に比較検討して決めれば、きっと納得の処分方法が見つかるはずです。

この記事の執筆者

この記事の執筆者

株式会社
プログレス編集部 S・A

遺品整理の経験から不用品・粗大ゴミの処分方法や業者選びの正しい知識を広める重要性を実感。専門知識を身に付け困っている人の助けになりたいとプログレスへ入社。「知識のない人にもわかりやすく伝える」を信条に、プログレス各種サイトのコラムの執筆を担当。持ち前の感性で言葉を綴る編集部きっての女傑ライター。

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